夫くんの病気と回復をきっかけに、少しずつ「正しい食事」というものに興味を持ち始めた私(嫁ちゃん)。

「いや〜、腸内フローラすごいわー」という夫くんの熱い言葉を「へ〜」とか「ほう〜」とかなんとか言いながら聞いていたのですが、「やっぱりさ、『正しい食事』が大事なわけよ」という彼の一言に目覚めてしまったのです!

「そう!その通りだわ!!」っていう目覚めではなくて、
「いや、みんなそう言うけどさ、『正しい食事』ってなんなのさ!!!」という疑問の目覚め。

正しい食事って・・・・何だ!?
マクロビとか、ホールフードとか、ローフードとか、そう言うやつなわけ!?
そもそもカタカナばっかりでよくわかんないわっ

この疑問を解決しようと思って、まず読んでみて本がこちらでした。

「食事を正す」というワードに惹かれて購入。
結果的に、「日本人なんだから日本人にあった食事をしましょう」ということを学びました。

「現代の〇〇が悪い」とか「◇◇が危険!!」とかそう言うことを書きまくり立てているわけでもなく、ただ易しい言葉で「体に合ったものを程度に食べましょう」という内容が昔の挿話などを交えて書かれているのです。
(最近「〇〇が悪い!」「◇◇が危険!」「食べてはいけない△△」とかそういう本や雑誌の特集をよく目にするのですが、なんだかストイックすぎるし、その極端すぎるような発想が逆に怖くて倦厭してしまうんです

すごくあたり前のことですが、すんなり「そうだよねー」と腑に落ちました。

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・欧米人と日本人の体のつくりは違うということ(当たり前
・人種によってもっている消化酵素が異なるということ(当たり前
・だから特定の食べ物それ自体が悪いわけではなく、日本人の体には負担がかかる食材があること
・というわけで、我々の体に合った基本的な食事をしましょう
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こんな基本的なことが丁寧に書かれているのですが、すでに色々とお勉強している方には物足りないかもしれないのですが”食を考える上での入門書”としてはよさそう。

そして、特に興味津々で読んだのが第2章。「正しい食べ物」についての具体的な選び方や製造方法について。

健康にもいいみたいだから梅干し食べよう、
日本の発酵調味料である味噌は無敵っぽいから食べよう。
玄米菜食いいよっていわれるから玄米食べよう。

と思い立った人にぜひ読んでほしい。

玄米、塩、醤油、味噌、梅干し、漬物、酢、油、砂糖、野菜、海藻、乾物、魚介類などなど「日本人の体にあった食事」と言われてパッと思いつく食品や調味料について、一つずつ”きちんと作られたものはどういうものか””そうでないものはどのように作られているのか”、また、”それを踏まえてどんなものを選ぶべきか”ということが簡単に紹介されています。
そして本の後半では、この食養法で症状を回復させた方々のお話などが載っています。

たぶん感度の高い人なら知ってるよ!ということばかりかもしれません。しかし私はこの本を読んで食に対して興味を持ち始めたのでした。

なんとなく「正しい食事」の糸口が見つかったところで、今度はまた別の疑問が湧いてくるわけです。

・発酵食品ってなんで体にいいんだ?
・そもそも発酵ってなんだ?腐っているのとはちがうんだよね!?
・なんで正しい食事をすると病気が治ったりするんだ??
(なんとなくわかるけど、なんとなくじゃイヤ!!)

こんな疑問を解決するために、発酵の本を読み始めたりするとたどり着くのは「腸内細菌」や「腸内フローラ」でした

夫くんに遅れをとってしまったものの、ここから私の腸活ライフがはじまるのです。
そして夫くんの健康を維持することにとてつもない喜びと自分の存在意義を見出し始めるのです。

つづく・・・

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