前回の記事「ぬか漬けって最強かもしれない」で、
とても感覚的に「ぬか漬け最強!」とぬか漬け推しをしておりましたが、
「じゃ、それ、一体なんでなのよ??」
というお話もきちんとしようと思います。(とにかく私自身が科学的根拠を求めるタイプ)

普段、
乳酸菌はお腹にいいよ!!→ヨーグルト食べましょか。
納豆菌最強!!→納豆食べましょか。
お腹の掃除しよう!→食物繊維とりましょか。
ビタミン、ビタミン→野菜食べましょか。

こうやって、おなかのことを考えて、いろいろな種類のプレバイオティクスやプロバイオティクスを用途に応じて摂取するわけですが・・・。

ぬか漬けは一口ぱくりとするだけで、いろいろな菌やビタミンが一気にとれちゃう!!『ぬか床は菌の宝庫!!』なの!!

■ぬか床に住んでいる主な菌たち(1)■
・乳酸菌
かの有名な乳酸菌です。
生きて腸まで届く酸に強い乳酸菌は直接善玉菌としてお腹の中で働いてくれます。
途中で菌自体が死んでしまっても、その体が善玉菌のエサになるお利口な菌。

乳酸菌とよばれる菌にも様々な種類がいて、塩分に強かったり、酸に強かったり、カビをやっつけてくれたりと様々な特徴があります。

仕込んだばかりのぬか床、数ヶ月経った頃のぬか床、安定してきた頃のぬか床・・・
それぞれの過程で、様々な種類の乳酸菌が繁殖して、よいバランスをつくっていきます。

一言で乳酸菌がいっぱい!といってもいろいろな種類の乳酸菌が生きています。
ザワークラウトの発酵で知られる乳酸菌や、ラブレ菌と呼ばれるアイツも入っています。

でね!
落ち着いた頃のぬか床に多く含まれる乳酸菌は、
酸に強いので比較的「生きて腸まで届く」わけです。ヤッタ!!

 

▶︎効果
乳酸菌というくらいなので、乳酸を出します。
この酸で、ぬか床内の雑菌をある程度抑えてくれます。

▶︎味・香り
酸っぱい匂いと酸っぱい味
お漬物をお漬物たらしめるあれです。

▶︎特徴
空気に直接当たらないほうが、元気に活性します。
温度も低すぎると眠っちゃいます。
この乳酸菌の活性を守ってくれているのが・・・・・
次回のおはなしの主役。

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