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さて、双極性障害Ⅱ型と診断された夫くん。
「自分が弱っちいから病気になったわけじゃない。」という解を見つけてから光トポグラフィー検査をし、治療を開始しました。

彼が行った治療は『TMS(磁気刺激治療)』というもの。
磁気を用いて、ある特定の部分にビビビッと働きかけて、脳の血流をアップさせ、もとの機能を取り戻す治療だそうです。

自分の生活や病状を把握し、規則正しい生活を心がけるために日々の記録をつけながら、ビビビッ!!ビビビッ!とこの治療を続けていったようです。

こちらも新宿ストレスクリニックで治療をしていました。

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合わせて彼が行っていたもう一つの治療が「カイロプラクティック」。
彼が「神様だ!!」と言う先生は、彼の体を触っただけで体の具合がわかるようで、治療をしていただいた日はその後なにもできないほどにぐったりして、ひたすら眠っていました。

翌日には胸の詰まりがかなり改善されているようで、時間を見つけては通っていました。もちろん症状がほとんどでなくなった現在でもたまに通っている様子。

彼がお世話になっていたカイロはこちら
http://www.manual-medicine-jp.org/facility.html

カイロも下手なところに行ってしまうと、効果がないどころか悪化してしまっりするそうなので、よーーーーく見極めて通うのをおすすめします

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こうして症状を抑える治療ではなく、根本的に治す治療を進めていった夫くん。
もともとおしゃべりなタイプではなく、ちょっとダースベイダー気質な彼は治療のことや状況をぺらぺらと話すことはあまりありませんでした。

それでも、以下の様な些細な変化に彼は喜んでいました。
・頭痛や吐き気が減った
・本が読める様になった!!(以前は活字を読むだけで苦しかったみたい)
・ご飯が美味しいと感じる
・カイロにいったらぐったりして眠ってしまう(効果を実感!)

もともと責任感が強く、ストイックなタイプで一つ一つタスクや目標をクリアすることに喜びを感じる彼は、小さな変化であっても何かしらの効果を感じたり、実感する何かがあると嬉しいらしく、自分で症状をコントロールする術を身につけていきました。

ここでも私は「へーー!!」とか「なるほどねー!知らなかった!!」と、病気の彼から教わることばかりでした
でもね、彼が嬉しそうな時や治療が効果を少しでも実感した様子だったら、よく分からなくてもとびきり能天気に「いえーーい!!」、「やったね〜」と喜びました。
(きっとこの時に、我が家の夫婦の力関係が決まってしまいました。確実に私は「能天気な嫁ちゃん」キャラクターとなってしまったのです。)

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